症状例
腰痛について
腰痛の85%は原因不明!?
昨今、腰痛を引き起こす原因についての、興味深い調査結果がテレビで取り上げられました。一般的に“腰痛”と聞いて連想する疾患と言えば、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、すべり症、骨折などが思い浮かびますが、この調査(2011年11月6日放送、NHKためしてガッテン)によると、腰痛疾患の5%が腰椎椎間板ヘルニア、9%が圧迫骨折、1%が腫瘍で、残りの85%は原因不明というのです。
85%が原因不明という数字の意味とは?
→腰痛の原因は“腰”ではないということ!
「レントゲンやMRIで“腰”を調べたが、これと言って異常が見当たらない。しかし、腰が痛い!」というように、原因不明の腰痛で悩んでいる患者さんが、実に85%を占めているのです。この数字は何を意味するか?それは、85%の腰痛患者の腰痛の原因が“腰ではない”という事実を裏付ける数字ということです。もしかしたら、あなたの慢性的な腰痛も、お尻から足までの痺れや痛みの原因も、85%の高い確率で、腰が原因ではない可能性があるのです。「腰の治療を受けているのに、症状が一向に改善されない!」という理由がここにあります。
原因不明の原因を明確にすることが、腰痛改善の“鍵”です!
もう一つの事実として、当院の臨床において、「腰が痛い!」と訴えて来院される、90%以上の患者さんの“腰痛の原因”は、“腰”ではありません。 では、何が腰痛を引き起こしているのでしょうか?私達いちご整体院には、その答えがあります。 私達は、“腰”という狭い範囲にとらわれることなく、身体全体の構造、バランスを検査・評価した上で、腰痛の原因を特定します。そして、症状に対して施術するのではなく、原因に対して具体的に施術することで、腰痛の根本的な改善に取り組んでいます。
”ぎっくり腰”について
“ぎっくり腰”は、下の物を拾おうとした時や、重い物を持ち上げた瞬間など、日常の何気ない動作によって、突然引き起こされる急性腰痛です。“ギクッ”という音と共に激痛が走り、動けなくなる場合もあれば、最初は違和感程度だったものが、時間の経過とともに、痛みがどんどん増し、悪化する場合もあります。いずれのケースも、車の乗り降り、坐位から立位の動き、歩行、寝返りなど、日ごろの単純な行動に支障をきたします。多くの患者さんが、「この痛みは、本当に治るのだろうか?一生続くのではないだろうか?」という不安を感じるくらい、大変痛い症状です。一般的に、この外傷を“ぎっくり腰”と呼びますが、実際痛い場所は、腰ではなく多くは骨盤です。骨盤にはたくさんの靱帯があり、その靱帯に対して、何気ない動作で、一気に圧力が加わることによって起こす外傷です。
急性期とは?→早期回復の最大のチャンス!=「黄金の72時間」
“ぎっくり腰”の問題は、直後の激痛はもちろんのこと、後に“ぎっくり腰”の癖、慢性腰痛、膝痛、肩こり、頭痛など、激痛の再発や、別の場所に痛みを引き起こす原因となることから、急性期(痛めた直後の72時間以内)における適切な処置が大変重要になります。しかし、痛めた直後の患部は、熱と腫れが生じているため、骨盤への直接的な施術は、かえって症状を悪化させる恐れがあり大変危険です。そのため一般的には、アイス(冷却)→電気→固定と言った処置が施されます。これらは的確な処置ではありますが、大切な急性期において、この“流れ作業”だけでは十分な施術とは言えません。災害などの人命救助において、「黄金の72時間」という言葉があります。これは災害発生から3日がすぎると生存者の割合が急減することから、“72時間以内”の救助の大切さを唱えた言葉です。これは、“痛めたぎっくり腰”の回復度合いにも同じことが言えます。外傷を受けた身体の早期回復のポイントは、できれば72時間以内に施術を受けることと、その施術が的確であることです。的確な施術とは、“流れ作業”ではなく、痛めた骨盤以外の、関連する関節に対して、具体的に施術を行うことです。
急性期の施術
一般的な施術:流れ作業(アイス、電気、固定だけ)・・不十分
いちご整体院の施術:患部以外の施術が必要な関節への施術・・理想的な最善策
私達いちご整体院は、「黄金の72時間」という大変大事な時期に“流れ作業”だけの処置で、ミスミス早期回復のチャンスを逃すようなことは絶対にしません。急性期だからこそ、やらなくてはならない施術がたくさんあるのです。私達は与えられたチャンスを生かし、必要な関節に、必要最小の力で、的確に施術することで、患者さんの抱える“激痛”と“不安”の改善、解消に努めてまいります。
肩こり・頭痛について
最近、私達の生活スタイルは、仕事においては長時間のデスクワークや車の運転、私生活ではスマートフォンやゲームなどをすることが増え、立って動いているよりも、同じ姿勢で長い時間座っていることが多くなりました。このような状況が続くと、精神的にも肉体的にも疲労が蓄積し、筋肉は柔軟性を失って、肩こり、首こり、目の疲れ、腕のだるさ、頭痛など、多くの症状が身体に引き起こってきます。こうなると、硬くなった筋肉をただ単に“もみほぐし”ても、残念ながらそう症状は改善されるものではありません。
人の体 = 24階建てのマンション、
1〜24階 = 背骨、基礎 = 骨盤、“杭” = 股関節
昨今、大型マンションの不良施工により、建物が傾いて大問題になったニュースが話題になりました。この問題は「渡り廊下の手すりがズレてる!」という住民からの訴えから始まりました。その原因を調査した結果、手すり自体に原因はなく、マンションを支えている“杭”の打込み不足に根本的な原因があり、建物本体が傾いてしまったことで、結果として手すりにズレが生じたのでした。この問題は、人間の体にも当てはまることがたくさんあります。人の背骨には首(7個)・背(12個)・腰(5個)の合計24個の骨があります。例えると、人の身体は24階建てのマンションのようなものです。その下に基礎となる骨盤、杭に当たる2本の股関節があり、24階建ての建物を支えています。17階〜24階は、肩から首(=手すり)になりますが、この階で起きている問題(肩こり、頭痛)は、果たしてこの階だけの原因でしょうか?答えはNO!です。
座っている姿勢は、肩や首だけでなく腰や骨盤、太ももにも重力と体重負荷がかかっています。また、股関節と膝は90度に曲がったまま何時間も固定されているのです。 肩こり、頭痛を解決するには、身体全体を見渡して、痛みを作っている原因に施術する必要があるのです。
“もみほぐし”は、確かにその場は気持ちがいいかもしれません。時間やコストもあまり掛からず、“手っ取り早い”かもしれません。しかしそれは、原因ではない“ズレた手すり”を治すことと同じ行為で、根本的な問題の解決にはなりません。骨盤、股関節から治すことは、手間と時間が掛かります。しかし、その場しのぎではなく、本当に“改善したい!”と望むのであれば、土台から治していく必要があります。 問題解決の先送りは、問題をさらに深刻にするばかりです。もう先送りはやめて、根本から身体を改善しては見ませんか? 私達いちご整体院は、痛みの原因と真正面から向き合って、慢性的な肩こりや頭痛の根本的な改善に努めてまいります。
捻挫について
足首の捻挫は、内側に捻って痛める“内半捻挫”が最も多く、骨折する可能性は少ないものの、一瞬の衝撃によって、足首周辺の靱帯や関節が障害を受けます。 捻挫は、捻った直後の痛みはもちろんのこと、捻挫癖、膝痛、腰痛など、別の場所に痛みを引き起こす原因ともなり、後々問題を引きずらないためにも、急性期(捻挫直後)における適切な処置が大切となります。
急性期の施術:通常はアイシング、電気、固定だけで、不十分
しかし、捻挫直後の足首は、熱を帯びて腫れあがっているため、直接足首に施術すると、かえって症状を悪化させる恐れがあることから、他院などでは、冷やし(アイシング)、電気を掛け、固定する処置が、一般的に行われています。これらは的確な処置ではありますが、大切な急性期において、この“流れ作業”だけでは十分な施術とは言えません。
急性期とは?→早期回復の最大のチャンス!=「黄金の72時間」
災害などの人命救助において、「黄金の72時間」という言葉があります。これは災害発生から3日がすぎると生存者の割合が急減することから、“72時間以内”の救助が大切であることを訴えた言葉です。これは、外傷を受けた身体の回復度合いにも同じことが言えます。外傷による痛みからの早期回復のポイントは、72時間以内に施術を受けることと、その施術が的確であることです。的確な施術とは、“流れ作業”ではなく、捻挫した足首に関連した、別の関節に対して具体的に施術を行うことです。
私達いちご整体院は、直接足首に施術できないこの急性期こそが、足首にとっての「黄金の72時間」であり、早期回復への最大のチャンスと捉えています。 足首捻挫の問題を抱える、患者さんの多くの悩みは“痛み”と“時間”であると思います。 「一週間後に大切な試合が控えている。その試合に何とか間に合わせたい!」 「チームに迷惑を掛けてしまう!一日でも早く治して練習に戻りたい!」という叫びにも似た願いです。
私達いちご整体院に、与えられたチャンスを最大限に生かし、的確に施術を行うことで、患者さんの願いに、お答えしていきたいと考えております。
産後の骨盤矯正について
強靭な靱帯 → 動かない骨盤 = 安定した骨盤骨盤は、強い靱帯(じんたい)によってガッチリ固定されているので、その関節は非常に硬く、ほとんど動きがありません。実際には微少な動きをしますが、かつてはお医者さんも「不動の関節」と呼んでいたくらい“動きにくい関節”なのです。実はこの強い靱帯の固定によって骨盤は安定し、体全体のバランスも良好に保たれているのです。
女性ホルモン → 強靭な靱帯の弛緩 ⇒不安定な骨盤!
しかし、出産間近のお母さんの体内では、女性ホルモンの分泌が増加し、その影響で骨盤の靱帯がゆるみ始めます。その結果、出産間近のお母さんの骨盤は“安定な骨盤”から“不安定な骨盤”へと変貌してしまうのです。この無意識に起こる身体の変化の訳は、出産時に赤ちゃんが難なく産道を通過できるようにするためなのです。お母さんは自らの体を犠牲にして、我が子の命を守る仕事を、赤ちゃんがお腹の中にいる時から始めているのです。
不安定な骨盤 → 腰痛、肩こり、頭痛などの原因!
しかし、そうとは言え不安定な骨盤は、腰痛、肩こり、頭痛などあらゆる問題を引き起こす原因となります。つまり、お腹にいる時から母親は子供を守ると同時に、我が子に悩まされているのです。お母さんの骨盤は、出産という“大仕事”を終えて、さらに不安定になっているにも関わらず、産んだその日から、待ったなしで子育てが始まります。子守、オムツ変え、授乳などの重労働に寝不足が加わり、可愛い我が子とは言え肉体的、精神的ストレスは相当なものです。私達いちご整体院は、このように疲労困ぱいしたお母さん方の、身体的、精神的問題のリセットをさせて頂いております。
不安定な骨盤 = 動き過ぎ!(グラグラッ)
産後のお母さんの骨盤はぐらついています。骨盤を正常な位置に戻し、早期に骨盤の関節のぐらつきを止めることは、お母さん自身の身体的安定はもちろんのこと、精神的安定にもつながります。母親の心と体の安定は、子育てにも良い影響を与えます。それは何より、生まれて来た子供の、未知なる可能性を秘めた人生にも、影響を及ぼす重要なことだと思います。
私達いちご整体院は、生まれて来られたお子様の未来と、ご家族の幸福の鍵を握っている“お母さんの骨盤”を安定させることで、皆様のお役に立ちたいと考えております。
スポーツ障害について
スポーツ障害による選手の悩みは、プレー中の“痛み”、その痛みによって力が発揮できない“もどかしさ”、大会までの残り少ない“時間”ではないでしょうか? 大事な大会は、既に予定が決まっており、逆算すると、痛みが完治するまでの時間、思いっきり練習する時間はあまり残されていません。スポーツ選手の目的は、試合に勝つことですが、その前提には、「まずベンチ入りする事」、「レギュラーを勝ち取り、試合に出場すること」、「痛みなく、自分の実力を発揮して、試合で活躍すること」、「チームの勝利に貢献すること」、そして「優勝」ではないでしょうか。選手たちは、志を持って日々練習に励んでいます。志が高い選手ほど、限界ギリギリまで自分を追い込んで練習するので、その分ケガをするリスクは高くなり、ケガの程度も深くなります。
私達いちご整体院は、“痛み”によって満足にプレーができず、歯がゆい思いをしている選手の「思いっきってやりたい!」という願いに、応えたいと考えております。そのために私達は、電気→マッサージ→湿布→固定と言った“物”を扱うような“流れ作業”的施術を行いません。私達は、痛みを引き起こしている原因の関節に対して、具体的な施術を行います。 例えば手首であれば、直径1cm弱の細かい骨が7個、2列になって並んでいます。それらの骨の動きを一つ一つ検査して、痛みを引き起こしている骨に対して施術します。 「“この辺り!”に電気・湿布しておけば」ではダメなのです。「これっ!」という骨を見つけ、具体的にその骨に対して施術しない限り、痛みは改善されません。 スポーツ障害は繊細な外傷です。それを改善させるには、精度の高い技術が必要です。何十回電気、マッサージ、湿布を繰り返しても、なかなか良くならない理由がここにあります。スポーツ障害には、具体的な“時間”という制約があります。“何月何日のこの大会”と言う期限です。
私達いちご整体院は、目標に向かって頑張って来た、皆さんの日々の努力が、大事な場面で必ず花開くように、残された時間(いちご整体院に与えられた時間)を活かし、痛みと真正面から向き合って、誠心誠意、問題の克服に取り組んでまいります。